「浅葱と、心さんは・・・付き合ってるの?」
「・・・ええ?な、なんで?僕たちは、全然そんなんじゃないよ」
「でも、心さんは、浅葱の事好きだって・・・」
「あれは、通常運転だよ、心さんの。挨拶みたいなものだよ」
・・・違うと思う。
不憫すぎるよ、心さん!
全然、気持ち伝わってないよ!
「それに、僕と心さんでは違いすぎるよ」
「違いすぎる?」
「心さんは、本当の神様だからね」
「本当の・・・。浅葱は、そういえば代理って言ってたけど、神様じゃないの?」
「僕は、違うんだ」
「神様じゃなかったらいったいなんなの?」
「・・・さあ?よく覚えていないんだ」
覚えてないって、自分の事なのに?
でも、神様じゃなかったら、本当になんなんだろう・・・。
私とは、違うんだよね。