「ねぇ、社長? この事は私と社長だけの秘密にして。」

社「亜妃、、どうして?」

私は決めた
治せる確率があるならその確率にかけたい
歌えなくなるのが私にとって何よりも辛い事だから

「みんなには黙って行く事にするの。心配かけたくない。最後の最後まで絶対に言わないで、ううん。私が帰ってくるまで居なくなった理由を言わないでほしい」

社「亜妃、本当にそれでいいのね?」

「わかんない。でも言っちゃったら私が私じゃなくなる気がするの。」