でも俺には夢がない…わけでもない。 1つだけやりたいことがあった。 「音葉…」 この暗い空を見ていると、あいつならこの雲も消してくれそうな気がした。 キーンコーンカーンコーン そんなことを考えているといつの間にか授業は終わっていた。 この1時間なにも頭に入ってこなかった。