「あんたさぁ、なんなの?ブスのくせに、亮太君に近づいて。」


麗香ちゃんはそう言って私の肩をどんっと押した。


「いたっ!」


「生意気、まじでむかつく。別れなよ、てか、別れろよ。」


亮ちゃんに告白された次の日には、亮ちゃんと付き合っていることがクラス中に知れ渡っていた。