「わぁ!公園なんて久しぶりだね!亮ちゃんっベンチに座ろ?」


優莉は目をキラキラさせて言った。


「うん」


俺は俺の家と優莉の家の真ん中にある公園に優莉を誘った。


「亮ちゃん、どうしたの?なんかあった?」


下から覗きこんで上目遣いで訊ねてくる。


「あ・・・えっと・・・」


あー!俺の意気地なし!


びびってんじゃねーよ!


言え、言ってすっぱり諦めよう。


「優莉、俺・・・お前のこと好きだ・・・」