「かーえろっ」


この子が俺の彼女だなんて今だに信じられない。


ニコッと笑った優莉は本当に可愛い。
俺がここに初めて来たのは小3の時。


親が離婚して、母方の実家があるここに引っ越してきた。
そして同じ年で家が近い優莉と仲良くなった。


気付けば優莉を好きになっていた。