「あの、先生、授業はいいんですか?」 「俺? 今の時間授業入ってないから! 余計な心配なんて、するな」 こくん 私はうなずいた すると、 「お前、可愛いな」 ニコッと笑いながら言い、頭を軽くなでて、カーテンでしきられた小部屋から出ていった 私は、そのときの宮舘の笑顔が忘れられなかった