「先輩。

返事考えてくれましたか?」


実は後輩から告白されていた私。

凄く賢くて覚えも凄く早くて、多分大事にしてくれるだろう。


名前は加藤 葵。


「加藤くん、今日空いてる?

よかったら食事いかない?」


加藤くんだったら私を幸せにしてくれる。


「え!?本当ですか!

じゃ、じゃあ僕奢りますからね!店も僕決めてていーですか?」


くすっ。


可愛い。


「うん。楽しみにしてるね。」


この子なら私も好きになれる。


春樹なんて忘れさせてくれる。