「みおーせーんぱい!」



「っ、ハルくん……どうしたの?」



「一緒にお昼ご飯食べましょうよ。
 太陽が出てて、外暖かいですよ。
 そうだ、屋上で食べましょう!」



 それから、俺は毎日美桜先輩に会いに行った。


 特に用がなくても、必ず一日一回は先輩の顔を見に行ったんだ。


 今日も教室に顔を出して、昼を誘っている。