「すごいぞ!さすが魔王の子供だな!」
「...うん、お父様ありがとうございます。」
(私は、魔王の子供。失敗は、許されない...)
パチッ
「...良かった夢か...」
コンコン
「?どうぞ」
「霰!おはよう!話があるから、後で下にきなさい。」
「...はい、分かりました。」
10分後
「お待たせしました。」
「おっああ。あのな、実は、お前に弟たちをやろうと思ってな!」
「えっ...?弟?」
父は、私の話なんて、聞きもしなかった。
「入ってこい。」
ガチャッ
3人の男の子が入ってきた。黒髪、金髪、あと、茶色。
「自己紹介いたしましょうか?」
茶色の髪の男の子が言った。
「ああ頼む。」
父はニコニコ笑う。
「私は、羽賀 真剣と申します。」
ぺこっと茶色髪の男の子が言った。
(はが しん?)
「私は、風木 拓海です。」
ニコッと金髪男子が笑う。
「...荒谷 真守。」
プイッと黒髪がそっぽを向く。
(なによ...感じ悪っ...)
じーっと3人が私を見た。
(あっ私もか...)
「小鶴 霰。これから、よろしくお願いね。」
じろじろと3人が私を見る。
イラァ
「ねぇ、後で私の部屋に来てくれる?3人でね。」
コツコツ
(ふっふっふっ後でコテンパンにしてやる...)