『『『あははははは…っっ!!』』』
「…えっ……?」
いきなり、みんなが涙を流しながら笑い始めた
私はそんなみんなを見て驚き固まってしまった
『あはは…っ!!
ヤバい、ヤバい!!笑いすぎて涙出てきた…っ!!』
『やっぱ、柳瀬のヤツの勝ちかよ〜』
『今回は、いつもより早かったよね?
紫乃先生、柳瀬の誘惑に負けるの早いよぉ〜』
『超笑える…っ!!
生徒に手を出さないとか言っておいて
普通に手出してんじゃん!!』
『マジ、クズだよなぁ〜
大人って汚すぎ〜』
「な、なに…
みんな、なに言ってるの…?」
みんなの態度が、今まで見てきたものと
全く違っていた
私を馬鹿にするような軽蔑するような顔で私を見て笑っていた
なに…
みんな…どうしたの…
『えぇ〜
まだ分かんないのぉ〜』
『生徒に手を出すほど
頭悪ぃんだから仕方ねぇって〜』
『おいおい、みんな
紫乃先生…今にも泣き出しそうな顔だぜ
優しく教えてやろうやぁ〜
じゃあ、教えてあげてください…
柳瀬くん♡』
クラスの一人が携帯を持ち
スピーカーにして私に向け言ってきた
や、柳瀬くん…?
真冬…!?