それから私たちは
真冬の家で勉強を教えつつ、恋人のように過ごした
私は、真冬に学校に来て欲しいと思う反面…
学校にきて真冬が違う女の子を好きになったら、どうしよう…など思っていた
今の関係を保てたら、それでいいんだけど…
「真冬、次この問題」
「ちょっと休憩しようよ〜」
真冬はそう言って、私の肩を抱きキスをして誘ってくる
「……もう…
これが終わったら、ちゃんと勉強してね…?」
「これも勉強だよ?」
真冬はニヤッと笑って私をその場に押し倒した
私は真冬を拒むことは、出来なかった
自分自身も真冬を求めていたからだ
「変態…」
「そうさせたのは、どっちだよ…」
真冬はその綺麗な顔でニヤニヤと笑いつつ、私を求めてきた
「紫乃…
紫乃、キスしてよ…」
「…もう…子どもみたいに甘えて…」
私は真冬の唇に自分の唇を重ねた
真冬は嬉しそうに笑うと、そのまま私を抱いた