だ、ダメだ…
まだ、ドキドキしてる…っ!

もう…止まってよ…!
このままじゃ、柳瀬くんの顔見れないじゃん…っ!!


「………先生…」

「……っ…や、柳瀬くん…!?」


いきなり後ろから柳瀬くんの声が聞こえ
振り向こうとしたら、柳瀬くんが私を後ろから抱きしめてきた


えっ…!?
や、柳瀬くん…!?


「……先生…
どうしよう…

俺、先生のこと…
好きになっちゃったかもしれない…」

「……っ…////」


私を後ろから抱きしめている柳瀬くんは
私の首筋に顔を埋めて、甘く囁いてきた


「や、柳瀬くん…だ、ダメだよ…っ

わ、私は柳瀬くんの担任で…
柳瀬くんは、私の生徒…なんだよ…?」

「………分かってるよ…
分かってるけど…!

お、俺…っ
先生を自分のものにしたくて…我慢出来ない…っ

イケナイことだって分かってる…
だけど…先生が欲しいんだ…

俺じゃダメ…?
先生の恋人になっちゃダメ…?」


柳瀬くんの顔は見えないけど…
柳瀬くんは、前の私みたいに離さないって感じで私を強く抱きしめていた