「部屋に案内しろ」

「………はい…」


カーラさん、部屋の中に入るつもりか?
嫌だなぁ…

なんか色々言われそう…


僕は部屋までカーラさんを案内して
部屋の前で足を止めた


「………あれ…?」


僕はあることに気づいた
僕の家の周りには花なんか飾ってなかった

しかも加藤って字に変わっていた


えっ…?
な、なんで…?


「チッ。うぜぇな…」


ピンポーン〜♪


カーラさんが僕の家のチャイムを鳴らした


「えっ…?な、なにして…」

「うっせぇ。少し黙れ」


カーラさんは、僕の身体を下げ
自分が扉の前に立った


な、何してるんだ…?


しばらくして、誰もいないはずの僕の家から扉が開いた