〜 心太 視点 〜
「おわ…っ!!」
目を開けると、さっきまでの店は消えていて、人がたくさんいて、どうやら僕のいたとこに戻ったようだった
あれ?
ちょっと何か違うような…
自分がいた街だということは合っていると思うが、見たことないような建物がたくさんあった
いつの間にか建ってたのか…?
うーん…全く気づかなかった…
僕はそのまま自分の家に帰ろうとしたら…
「おい、勝手にどこでも行くな」
「うわっ…!!
まだ、いたんですか!?」
誰かが僕の肩を掴んで言ってきたので振り向くと、不良…いやいやカーラさんが無愛想な顔で立っていた
夢じゃない…っ!
一瞬、夢だったんだな…とか思ってたけど…
カーラさんがいるなら、夢じゃない!
「あ”?俺がいちゃ悪ぃかよ」
「す、すみません…っ!
ちょっとしたジョークです!!」
カーラさんは、僕の言葉にムカついたのか、本当に不良に見えるほど怖い顔で僕を睨んだ