今日は入学式の日だから3時間で終わった。
『愛海〜買い物一緒に行こうー!』
「いいよー!じゃあ早く行こう!」
「ねぇ雫」
『うん?』
「今も暴力ふるわれてるの?」
『……うん。見てこれ』
っと私は両腕を見せた。主に暴力ふるわれてる所は背中。私は暴力をふるわれている間は両手首と両足首を縛られて、身動きがとれない状態であいつは暴力をふるってくる。
だから、今は両腕、両足には縛られた跡があり、背中には、赤黒い痣が残っている。
「ねぇ、警察に相談しないの?」
『……うん。したんだけど誰一人ワタ師を助けてくれる人はいなかったよ。まぁあいつがヤクザのトップだから仕方ないよね笑 』
「大丈夫?」
『大丈夫!大丈夫!』
『私はそんなに弱くないよ!それに今は愛海が側で支えてくれてるから勇気が出る!笑』
「ふふっありがとう雫!」
話をしながら、買い物を済ませ気が付けばもう日が傾いていた。
「じゃあね雫!!帰ったらメールする!」
『うん分かった!じゃあね気をつけて』
そう言って私達は別れた。