「オイ、お前もしかして告られてたか?」




「そ、そうよ!だったらなに?」




「うぜぇぇ」


ドンっ


壁ドン状態


なぜこの状況になったのかというと…







さかのぼること30分前




「藤野さん!付き合ってください
返事はすぐにはいらない、よく考えて答えだして」



すると男子生徒は急いで階段を降りていった





「ちょっっ!」





真央が引き止めるが、もう姿がなかった





その生徒の名前は鹿島俊夫 三年





容姿端麗・頭脳明晰・財閥息子





密かにファンクラブまである…






全てを揃えている先輩だ