「北海道はでっかいどう!」






「真央……夏なのに寒いわよ」






え?という顔をする真央と反対に呆れている菜穂





「藤野さんはダジャレが好きなんですね」






うっ、煉のやつ目がわらってない







「あ、あの宮司さん俺t「菜穂!行こう」」






「いいよ!真央行こう」




遮られた杉岡ドンマイ





「杉岡が元気ないね?」





不思議そうに首をかしげる菜穂





「何か言いかけてたみたいだけど…」



「ふーん」




さーて、硝子の店に行くとしますか











~20分後~




「きれ~」




硝子で作られた金魚がある




「ねえ!これも可愛いよ」





真央が指さしたのは硝子で作られた鯨のストラップ





「でも高い……」






値段は1700円






「そだね、諦めよう」






結局買ったのは、硝子の金魚が入った水槽





「菜穂はなに買ったの?」






菜穂はもぞもぞとしだした




「実はね、コレ!」






なんとお揃いのブレスレットだった






「え?誰とするの?」




「真央と私に決まってるでしょ!」





「いいの?」






「うん」







真央はありがたく貰った








「宮司さん!俺は「神山君は何か買ったの?」」









またも、会話を遮られる杉岡







「ん?あぁ、僕は何も買ってないよ」







「ふーん、そうなんだ」









興味をなくした真穂と、ちょっと期待した真穂だった