煉side


バスの中くらい静かにしてほしい


女の香水と甘ったるい話声で頭がクラクラする 




「どーしたの??ほっぺ痛むぅぅ?」





「大丈夫ですよ、ご心配ありがとうございます」 





そう、俺は優男を演じている



絶対に学校では素をみせない



1人を覗いてだが…





真央のやつ派手に殴りやがって本当に女か?




にしても、痛すぎる…





「煉君どこ見てるのぉ?」




化粧のケバい女が近づいてくる




「ちょっと、鬼をみてましてね」



「?」





真央の奴修学旅行覚えてろよ…






煉はニヤリと何かを企んだ 




       煉sideおわり