「……」



ついに告白してしまった
ずっと一緒にいた君に好きだと告白してしまった





彼は戸惑っているような、なんとも言えない様な顔をしていた



困らせてしまったかな





『ごめんね、りゅう。困ってるよね』




私がそう言うと彼は首の後ろをかき始める




それはりゅうが迷っている時にする癖だった





『返事は明日でもいい。だからちゃんと気持ち、整理してきてね』