「そっかぁ〜。
でもさっ、そんな深く考えずにさ
1回付き合ってみようよ!ね?」


「……意味わかんねぇよ」


そう言って、俺は女を通り過ぎ
視聴覚室を出ようとした


そのとき……


「横川くん隙ありすぎッ…!」


そんな声が聞こえたと思えば
目の前には目をつぶった女の顔。


「っ…!?」


そう思った頃には、もう手遅れで
俺は女にキスされていた。