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__キーンコーン…


時刻は、帰りのホームルーム。


「代議員……横川と林崎のどっちか
放課後、生徒会室に行ってくれ。
球技大会についての簡単な説明があるそうだ。
5〜10分で終わるらしい」


と、担任の三島からそんな報告を受けた。


「気をつけー、礼。」


「「さよならー」」


みんなが帰るなり、部活に行くなりする中
林崎は俺の方を向いて満面の笑みを浮かべた。


……なんか嫌な予感。


「じゃあね、横川!あとは任せた!」


そう言って、逃げようとしている林崎を…


「……あ、おい。ちょっと待てよ」


__ぐいっ…


俺は咄嗟に、腕を掴んだ。