一年前の4月…。


あたし、矢吹 夏梅(やぶき なつめ)は晴れて青城高校に入学することができました。

入学式へ向うあたしはいつも以上に御機嫌だった。

だって、可愛い憧れの制服をきれているんだもの!!

ほんと、入試大変だったよ。

中学のテストは全て平均点を上回ふったことがないことあたしが普通の高校に進学できたんだから!!

自分を褒めなくては。

そんなことを考えるて歩いていると、

「夏梅~!!」

「あ、ゆきの~~!!」

マフラーを押さえながら走ってきたのは中学で仲が良かった鮫島 夕季乃 (さめじま ゆきの)。

この子も同じ高校に通うことになる。

髪の毛はショートで元気な女の子。

性格は男っぽいけどあたしは夕季乃が大好きだ。



「ねぇ、夏梅~。制服似合ってるよ!」

「ありがと。いきなりなによ~。」

「えー。なんか言いたかった!それよりさ、入学式楽しみだね!かっこいい人いるかなぁ~」

「いたらいいね。彼氏ほしいもんね!」

「まぁ、、うん!笑」

そんな他愛もない話しをしていると学校へ到着…。