♪〜♪〜


もう寝ようかとベッドに横になった瞬間、耳元で携帯が鳴った。


【 弓菜 】


表示された名前を見て電話に出る。


「もしもし…」


『あ、梨々?明日暇?』


「明日?暇だよ?何で?」


『ちょっと話あって。別にメールでもいいんだけどついでに遊びたいなって思って。いいかな?』


「あ、うん。いいよ。」


『本当?じゃあ2時ね。バイバイ』


「うん、おやすみ。」


弓菜からの電話を切って毛布を被る。


話ってなんだろう…


少し気になったけど、さほど考えず、私はそのまま目を閉じた。