彼女といるときの早飛はかなりウケる。


見てて楽しい。


確かはじめもこんな感じだった。


彼女の反応に一喜一憂して、バカみたいにおどおどする早飛を見てるのがおもしろくて、よくからかっていた。


はじめは早飛を見てたんだ。


キミを目で追う、早飛を見てたんだ。



いつからだろう。


その視線の先にいるキミを見るようになったのは…


いつからだろう。


早飛が傍にいなくても、目で追うようになったのは…


いつからか、俺のピントはずれたんだ。


早飛からキミへ。