家に帰ってからも、ずっと彼女のことを考えていた。


泣き顔。


怒った顔。


悔しそうな顔。


辛そうな顔…


笑顔。


楽しそうな顔。


照れ笑いする顔。


幸せそうな顔…


もっといっぱい、いろんな顔を知ってる。


なのに叶わない。


世の中は不平等だ。


俺はこんなに好きなのに。


なのに何でキミはアイツを好きなんだよ?


もしかして今もまた、アイツのこと考えてんの?


考えれば考える程。


想えば想う程。


虚しくなるばかりで。


それなのにまた、今日もまたキミを想って寝るんだ。


いつまで片想いしてくんだろう…


いつになったら忘れられるんだろう…