その後、高野クンに手伝って(?)もらってなんとか何を作るか決めることができた。


必要な材料や型などを買い終わる頃には日も傾きはじめていて、私たちは急いでデパートを出た。









「俺の分も忘れんなよ〜」


高野クンは別れ際にそう言い残すと、何だか楽しそうに帰っていった。