久しぶりの診察室でこれまで起きた事を話をしたら



『………そっか。大変だったね。



少し基礎体温バラバラになっちゃってるから次はこの日に

向こうを受診してね。話をしておくから。ちなみにその先

生は私の同期だから安心してね』



場所など教えてもらい帰宅しました。




それから1週間ぐらいして主人との暮らしがはじまりました。




子供たちは当時中2と小6でした。





最初に主人から


『無理に二人の親にならなくていい!年が近いんだから良いお姉ちゃんでさ』





なんて言ってました。





確かに主人と年の差14で子供たちは主人が二十歳の時の子だから私と年齢が近いんです。






それからしばらくはやっぱり仕事も出来ず居候みたいな感じで家の事しかしてなかったんです……



それでも外には出て少しずつ周囲に何があるのか散歩に出れるようになった。




その頃に

(…そろそろ婦人科行かなきゃいけない日になるな)




と思い………

まだ土地勘もなかったため、主人に場所とどのくらいの距離など聞いてみた




それから2.3日して初めての受診…………






行くまでに一時間位かかる場所でなんと、地元では有名?な個人病院でした。




そこは予約はなく待ち時間……………普通に2~3時間はあたりまえで……待合室も常に一杯な状態で


(ここは大学病院?)


てな錯覚に陥るような衝撃的でした。






私は前もって朝のラッシュも重なるのを主人から聞いていた為、受付開始時間より早く着いていました。



受付開始と診察開始の時間を余せれば…………一時間ぐらいして呼ばれました。




『おはようございます。

前の先生から話は聞いています。

まずは診察してみましょう。隣の部屋に入ってね』








『………あらら。

では終わります。元いた椅子に座ってね』



『……前回の診察の時にはなかったんだと思うんだけど、今子宮筋腫と酷い内膜症がみれました。


これからの治療は点鼻といって鼻うがいと同じ感じで差し込んで押すというお薬で、不妊治療同様です。


このまま放置はしないで、しっかり治療すれば未来赤ちゃんを産めると思います…………』






「ではお願いします」



『…では、しっかりと吸い込んでくださいね。でなければーーーーーー』


それからはこれからの注意点を聞き会計を済まし薬を貰って帰宅しました。





その夜二人になった所で主人に全て話をしてから眠りにつきました。






それから数日たって



(これ以上迷惑かけたくないし……)




そんな気持ちから無理しない程度に派遣という形で登録して働き始めました。