その日は夜景の綺麗なところで

『俺と付き合ってくれるか?』


「……私でいいの?……体はこんなんだし…」



『どんなお前でも受け止めるよ』



そう言ってくれ付き合い始めました。
本当に嬉しかったな。






それからはあまり時間が取れない中夏休みになり、子供たち連れて海が近い私の実家まで遊びに来てくれました。



その日は子供たちと海水浴しながらあさりを採ったりと楽しく過ごし、家に帰って交代でシャワーを浴びることにしました。




ーーーーー『ーーーな俺ですが子供たち共々よろしくお願いしますm(__)m』




シャワーから出た私はそんな会話がされていた事にビックリ。



両親に主人が付き合う事一緒に住むことを承諾と同時に自分はなぜ離婚したのかを話していたところでした。





一緒に住むこと主人の離婚原因などを前から二人で話してはいたのですが……





まさかこの日に言うとも思いませんでした。






でも最初両親は前の事もありまだ完全に良くなってないのもあり、一緒に住むことに反対してました……




長い沈黙を突然母が


『お父さん。
今の時代居場所が解らなくなるってことの方が怖いよ。
だけど、〇〇(主人)さんは筋を通してくれて話してくれてる。
それに二人が良くて子供たちもいいと思ってるなら賛成してあげよ』



『………そうだな』





『ただし、辛くなったらその時はいつでも帰っておいで!』





「お母さんありがとう」
『ありがとうございます』







その日を切っ掛けに少しずつ引っ越しまではいかないにしても……
荷物をまとめたりとしていた時




(あ!婦人科の事忘れてた!診察と引っ越しの事言わなきゃじゃん)



と思い受診………