「おはよ美羽。眠すぎる〜…。」
今日は遠足、あたしは大あくびを手のひらで受けながら美羽と運動場に並んでいた。
ここで点呼をとってから、バスに乗る。
普段より1時間も早く集合させられたあたし達、潮干狩りなんかより布団が恋しい。
「ホント眠すぎる。てかバス乗ったら化粧しなきゃ。」
そう言う美羽はスッピンで、いつもより幼く見えて可愛さ倍増だった。
「はい、じゃぁ順番にバスに移動!1組の男子からね!」
点呼が終わったのだろう、先生の合図でみんながゾロゾロと移動を始めた。
今日は爽やかによく晴れていたーーー日焼けを気にしなきゃいけないくらい。
バスに乗り込んだあたし達は、各々やりたい事を始めた。
美羽は化粧、ゆうちゃんと愛衣はケータイゲーム、寝始めた子なんかもいる。
…あたしは、どのお菓子を食べようか迷っていた。
「繭子は化粧いいの?」
美羽が、あたしのお菓子を選ぶ手を止めた。
今日は遠足、あたしは大あくびを手のひらで受けながら美羽と運動場に並んでいた。
ここで点呼をとってから、バスに乗る。
普段より1時間も早く集合させられたあたし達、潮干狩りなんかより布団が恋しい。
「ホント眠すぎる。てかバス乗ったら化粧しなきゃ。」
そう言う美羽はスッピンで、いつもより幼く見えて可愛さ倍増だった。
「はい、じゃぁ順番にバスに移動!1組の男子からね!」
点呼が終わったのだろう、先生の合図でみんながゾロゾロと移動を始めた。
今日は爽やかによく晴れていたーーー日焼けを気にしなきゃいけないくらい。
バスに乗り込んだあたし達は、各々やりたい事を始めた。
美羽は化粧、ゆうちゃんと愛衣はケータイゲーム、寝始めた子なんかもいる。
…あたしは、どのお菓子を食べようか迷っていた。
「繭子は化粧いいの?」
美羽が、あたしのお菓子を選ぶ手を止めた。