元気が出てやっと周りが見えた私は
お兄ちゃんがいないことに気がついた。
『そういえばお兄ちゃんは?』

「あ~あいつ担任と喧嘩して
途中で帰っちまったんだよな~」
先輩が頭をかきながら言った。

『やっぱりずっと学校休んでたのが
原因で担任に怒られたの?』

「そそ。グチグチ言われて
だるかったんだろ~な」

『明日からまた休んだりして..』
私は心配した顔で言った。

「大丈夫。ヒロと俺で
ちゃんと来るように言うよ((ニコッ」
旬くんが優しい声で言った。

『ありがとうございます//照』
旬くんの優しい笑顔に
思わずテレてしまった;;
この笑顔は反則だよ~!!
胸キュンしちゃったし(*・ω・*)笑

そんな私を見て
「おいっ。何テレてんだよ。
気持ち悪り~ぞ。お前(笑)」

『何言ってんの!?テレてないし!!』
必死でごまかそうとした。

「そんなこと言われてもさ~。
顔!!真っ赤だぞ?」
でもごまかしきれなかった。

『うるさいな~!!』
わたしは先輩に向かってあっかんべ~をした。