『ガンコちゃんだよ...』

「あ~あいつに?ぷっ(笑)
あははははははは~」
お兄ちゃんはその名前を聞いた
瞬間に吹き出して笑った。

「そんな奴もいたな~。
1ヶ月も行ってないと忘れるもんだな~」
お兄ちゃんは懐かしそうに言った。

『1ヶ月行ってなくても
あれは忘れないでしょ!?』

「てかお前そんなに学校
来てなかったっけ?
やばいだろ。ふつーに」

『たしかに...(苦笑)』


そんなことを話しながら学校に着いた。

今日は時間通りに余裕で
着いたから.走らなくてもいい。

靴を履き替えて.先輩とお兄ちゃんと別れて
お兄ちゃん大丈夫かな~?なんて考えながら
私はゆっくり自分のクラスへと向かった。