--次の日の朝--


ピロピロピロピロ~

目覚ましの音で目が覚めた。


あっ!!今日はお兄ちゃんも
一緒に学校に連れて行かなくっちゃ!!


私は真っ先にお兄ちゃんの部屋に行った。
『お兄ちゃ~ん!!!!朝だよ~!!!起きて~!!!』
大声で叫んでも.
体をユサユサしてみても.
全然反応しないお兄ちゃんを見て...


ΣΣバ~ンッ

お兄ちゃんの上に思いっきりダイブしてやった。

その瞬間「いってーーーー!!!」

『やっと起きた~』

「お前な~!!もっと起こし方ってのがあるだろ?」
お兄ちゃんはちょっと怒って言った。

『普通に起こしても起きないんだもん!!
それより時間ないから早く用意して』

「何のだよ」

『今日から学校行くって言ったじゃん。
も~はやく~!!!遅刻しちゃうでしょ!!!』

「あ~も~うるせ~な。
わかったわかった」

『ちゃんと用意しといてよね』
そう言って.私も急いで自分の用意をした。