『少しだけね~!!』
私は照れながら言った。

「メールとか
してないの?」

『えっ?』
今まで話せるだけで
幸せで、そんなこと
考えたことなかった!!

『してない..』

「ヒロ先輩に
聞いてもらえば
いいじゃ~ん!!
旬先輩と
仲いいんでしょ?」

『そおだけど..
迷惑とか思われ
ないかな~?』

「美緒なら
大丈夫だって!!
いつもニコッって
笑ってくれるんでしょ?」

『う~ん..
今日先輩に聞いて
みよっかなぁ?』

「そうしな~♪
がんばって!!」


私は断られないか
少し不安ながらも
ユリユリに
勇気付けられて、
放課後先輩に
聞いてみることにした。