「一人目の鬼は‥‥合田さんか‥‥‥。」


隣で、龍がそうポツリと呟いた。


みんなが合田さんを見ている。


一体誰を殺すのか‥‥‥。

それとも、自らが犠牲になるのか‥‥‥。


みんなが合田さんを見守る中、

当の本人は、自分が見られているという事に、

気が付かないくらい動揺している。


「友達を殺すなんて‥‥
できるわけないよ‥‥‥‥!!」