そんな中、私たち6人と美月と蒼馬は、 神社の境内の前へ、集まっていた。 「もう‥‥ヤだよー‥‥‥」 璃衣奈が目に涙を浮かべながら、 ここに居る皆が 思っているであろう言葉を口にした。 「璃衣奈‥‥‥」 私は、 今にも泣きそうな璃衣奈の背中に手を添えた。