「桜井が引越して来た日
俺とお前.公園で敦君達と
溜まってただろ?
あの時.俺が1人でベンチに
座ってたらあいつが犬連れ
て入って来たんだよ。
そん時ガキがあいつの前で
コケちやって必死にあやし
てるアイツを見て…。
なんて言うか…その…。」


「お前.もしかして…?
心ちゃんに一目惚れかよ!?」


「そうとも言う…。」


「いや…そうとしか言わねぇよ。」


「だな…。」


「で…?」


「そん時ガキに心って言う
んだって話してて…。
ずっと忘れられなくて探してた。」


「あ−−っ!!!」


「うるせぇ!!何だよ!!」


「だからあの頃お前は何回
も公園覗いてたのかよ!!」


「…そうなんじゃねぇの。」


「いや…だからそうなんだろ?」


「だな…。」