梨子がいつも俺の横に居る
事が当たり前になっていく…。


梨子といつも手を繋ぐ事。


梨子と毎日キスをする事。


当たり前になってきた夏の日
俺と梨子は結ばれた。


初めてだった梨子は俺の腕
の中で言ったんだ…。


「初めてが旬で良かった。
旬…ありがとう…。」


涙をいっぱい溜めて言った
梨子を俺は力一杯抱きしめる。


「ありがとう…は俺の言う
セリフだよ。
梨子…ありがとうな。」


梨子と過ごす一日.一日が
俺にとって大切な思い出に
なっていった。