敦君にバイクを返した
その足で俺は隼人の家に
向かう。


なんでかわかんねぇけど…
隼人の顔を見に行こうって
思った。


「おじゃまします。」


おばさん居ねぇのか?


俺はそのまま隼人の
部屋に向かった。


-コン コン-


「隼人…俺。」


「開いてる。」


「よぉ…。」


「おぉ…。」


隼人がチラッと俺を見て
そのまま.また雑誌に視線
を戻す。


「…………。」


「…………。」


長い沈黙…。でもコイツと
居るとそれもホッとした。