二ヶ月…三ヶ月…。


時間だけが過ぎて行く。


でも俺達の関係は進展せず
友達のまま…。


俺の中で梨子への独占欲が
強くなっていく。


「今日も地元の連れと会うの?」


「うん!!旬.迎えに来てね!!」


「あぁ。…ちょっと聞いていい?」


「何…?」


「地元で会ってるのって
女の友達だよな?」


「えっ…う.うん…そうだよ!!」


「そっか…わかった。
迎えに行くからまた電話
しろよ!!気をつけてな。」


そう言って俺は梨子を
駅で見送った。