「旬君!!今日はゆっくり
出来るんでしょ?
晩ご飯.食べて帰ってね!!」


「うん!!何.ご馳走してくれんの?」


「今日.心愛ん家カレーだよ♪」


心愛が嬉しそうに言ってる。


「………。」


またカレーかよ…。


「旬.お前なんか
言いたそうだな。(笑)」


「いや…またカレーかと思って。」


「心配すんな。今日はいつもの
カレーじゃなくてキーマカレー
だから。(笑)」


「同じだよ…。」


そう言いながらもいつもとは
微妙に違うカレーをご馳走に
なった…。


隼人の家からの帰り後ろに
はチャイルドシートで梨央
が眠っている。


「梨子.ちょっと
ドライブに行こうか?」


「うん!!行きたい!!」


俺は少し遠出して山道を走る。


頂上に着いた俺達の目の前
には綺麗な夜景が広がっていた。


「スゲェ…。」


「綺麗だね…。梨央が起きてたら
見せてあげたかったなぁ…。」


車の中を覗くと梨央は
ぐっすりと眠っていた。