披露宴会場となった隼人の
親父さんの店には俺が作った
ウエディングケーキが運ばれ
ていた。


「旬.このケーキお前が
作ったんだってな。
スゲェじゃん…。(笑)
ありがとうな。」


圭吾君に言われて
俺は緊張してしまった。


今は昔の面影はなく気さくに
話し掛けてくれるようになっ
たけど…。
当時の圭吾君のオーラは凄くて
隼人が居なかったら俺は圭吾君に
近よる事さえ出来なかった。(笑)


披露宴が始まり前菜が
運ばれてくる。


この前菜は披露宴の前に
隼人が作ったものだった。


色どり鮮やかな3種類の前菜は
隼人の修業の成果が出ていた。


いよいよウエディングケーキ
入刀でケーキが運ばれて来た。


俺は隼人達が喜んでくれる
かドキドキしていた。