飯が終わって隼人と2人ビール
片手にベランダに出る。


「今日.お前らどうすんの?
泊まっていけば?」


「いや…帰るよ。姉貴が
使ってた部屋で3人寝れるし。」


「梓姉の部屋?」


「おぅ…俺の部屋.心愛の
おもちゃ部屋になってた。(笑)」


「マジかよ。(笑)あのお前の部屋がおもちゃだらけなんて
想像出来ねぇな…。(笑)」


「俺もあの変わりようには
びっくりした。(笑)」


「隼人…黙ってて悪かったな。」


「なんでお前が謝んだよ。(笑)」


「………。」


「俺さ…3年間.正直辛かった。
ずっと一緒だと思ってた心と
別れて女なんて信じられなく
なってたんだ。
心の事.嫌いになれば少しは
楽になれるかなと思って嫌い
になろうとしたけどダメだった。
寝てても夢の中に心が出てくる
んだよ…会いたくて…会いたくて
仕方がなかった。(笑)」