｢パックなんかしても
意味がねえって事だよ!!｣


｢あんたねぇ!!あのパック
いくらしたと思ってんのよ!!｣


｢いくら高けぇパック買っ
ても元の顔がどうしようも
ないんだから無駄だって言
ってんだよ!!｣


｢旬.それは言い過ぎだぞ…｡
母さんも一生懸命なんだから…｡｣


親父が笑いをこらえ
ながら言ってる｡


｢あなた!!一生懸命って…
どう言う意味なのよ!!｣


｢あ…い.いや…｡｣


｢そんな事より…旬!!
本当にあんたって子は…｡
今日はあんたには感謝の
言葉を言ってもらっても
いい位の日なのよ!!
そんな感謝の言葉も無いわ!!
親をけなすわってどう言う
事なのよ!!｣


｢うるせぇ!!｣


｢かわいく無い子ね!!
今日はお母さん絶対に
あんたの為に泣かないん
だから!!｣


｢ほらっ!!2人共.着いたぞ!!｣


俺とお袋がバトルしている
間に車は式場に着いていた｡