職員室に梨子と手を繋いで
鍵を返しに行く。


今度は練習が終わったのか
ポロシャツ姿の高木が居た。


「おう…桜井!!元気だったかぁ!?
また一段と綺麗になったん
じゃないか?(笑)」


「お久しぶりです。(笑)」


「おい!!人の女をいやらしい
目つきで見てんじゃねぇよ!!」


「バ〜カ!!人の女に手出し
する程.女に飢えてねぇよ!!」


「言ってくれんじゃん。(笑)」


「いい返事もらえた
みたいだな?」


「おぉ…。」


「そうか…麻倉.良かったな。」


「おぉ…サンキュー。」


「ところでお前ら教室で
変な事してねぇだろうな?」


「してねぇよ!!キスしか…。」


「はあ〜っ!?お前だけは
ほんと変わってねぇなぁ!!
桜井.本当にコイツでいいのか?
今の内に考え直せ…!!」


「余計な事.言ってんじゃねぇよ!!
キスしかしてねんだから有り難く思え!!」


「旬!!大きな声で恥ずかしい事
言わないでって.いつも言って
るでしょ!!」


「あっ…ごめん。」


「さすがのお前も桜井には
勝てねぇか…。(笑)」


「うっせぇ…!!」