しかも、微妙に低いし……。

仕方がなくもう1枚の服に着替える。

これは、どうだろうか?

恥ずかしいけど
ジャッとカーテンを開けた。

「あの…これは?」

「……よし。じゃあ次は、これにしろ」

そう言いまた2枚の服を渡された。

これもですか!?

「は、はい。」

渋々また、着替え直した。
結局、この後5枚以上も着替えさせられるはめに

「まぁ、こんなもんか」

納得した表情をする先生。

やっと……終わった。
何だかヘトヘトになってしまう。

「はい。なら……お会計を」

そうしたら

「すみません。あれ全部下さい。カード1括で」

先生がカードを出し支払ってくれた。

「えっ!?これは、自分で払います!!
全額だなんて……」

申し訳なさ過ぎる。

彼女ではないのに……。
だが、

「そんなのは、いい。
返すなら編集者としてちゃんとやれ」

そう言いデコピンしてくる。

い、痛い…。

手でおでこを押さえた。

本当にいいのだろうか?
買って貰って