「やっぱり…その時は有難う御座いました」

そう笑顔で行った翔馬

「何でだ??他の奴に言うか??」
というときょとんとした顔で

「言わないよ??」


そう言ったとたん

ガチャッ

「ママぁ~」

そう言った美絆


「起きちゃったの??」

そう言うと頷く

「美絆~大きくなったな」

そう言う楓斗

「楓斗兄~」

そう言いながら抱き付く美絆

「大きくなったな~パパも嬉しいだろうね」

そう言いながら微笑む楓斗

「そうね…美絆と楓斗二人で遊んでて私はちょっと話してくるから」

そう言って私はリビングから出た

「翔弥…私如何したら良いんだろう…龍妃になってもいいと思うわでも私は黒蝶のトップでもあるのに…」

そう呟くと

「自分が思ったように進めばいい」

そう後ろから声がした

「瑠羽…」

「優絆はさ…自分を抑え過ぎなんだよ…皆優絆がさ決めた事なら良いと思うよだって優絆は僕らの光であり将だからね」

そう微笑む瑠羽

「でもっ…」

また不幸にしてしまうかもしれないから

「不幸になんて誰もならない…優絆は不幸より幸運を運ぶんだよ」

そう言った瑠羽


「じゃあ…瑠羽は私が龍妃になっても大丈夫だと思う?」

そう言うと

「大丈夫とは言えないけどさ…でも優絆が守り護られるんなら良いんじゃないかな」

そう言うと瑠羽は出て行ってしまった


「私自身が決める…翔弥貴方が作った最高の族の行く末私が見守るよ…」

そう言うと私は立ち上がり

皆のいるリビングに向かった

ガチャッ

「ねぇ龍虎…」

というとこちらを振り向く龍虎

「ん??なんだ」

そうぶっきら棒に答えた

「私…龍妃になるよ…これから宜しくしても良い??」

そう言うと

「いいに決まってるじゃん!!大歓迎~!!ィェ―イッ」

そう嬉しがる翔馬

「勿論いいに決まってるじゃないですか」
そう言う魁人


「勿論やで!!!」

そう言う碧

「あぁ…」

そういう柚琉

「有難うっ」

そう言って微笑んでみた空は真っ赤に染まった


きれいな夕焼けだった