その後私は実家で人の手を借りながら

このふたりを育て去年の秋にまた戻ってきた

「帰ったよ翔弥…」

私は二人のわが子をだっこしながらはいると

私と翔弥が寝ていたベッドにおろした

「四人で…帰ってきたかった…」

涙はもう枯れたそう思ってたのに

涙は一向に止まらなかった