医者が妊婦な事もあったため出産予定日まで病院でお世話になった


みんな会いに来てくれた


でも私は…抜け殻になったのだ

「優絆」

と毎日来てくれるのは忙しい母様

「毎日来なくて良い」
そういうと

「来るわよ…」

なんでよ
「だって…優絆は私の子供可愛い大切な私がお腹を痛めて産んだ子供だもの」

そう微笑んだ母様

「家に帰って来なさい」

そう告げた母様に私は首をふり

「だって…あの部屋を離れたくないの」

というと

「じゃあ子供が一歳になるまでは帰っておいで」

そう条件付きで言われた

「双子の世話と家事の両立は大変だと思うわ…だからね手伝わせて」

そう母様は頭をなでてくれた

「この子達は私の可愛い孫よそして貴方は私の可愛い娘…翔弥君だって私の可愛い息子よ」

そう笑った

「だから少しの間帰ってらっしゃい人出は多い方が良いわ」

私の家はわけ合って人が多い

だから安心できるのであろう

「うん…ありがとう母様」

そう言って笑うと

「翔弥君だって優絆が笑った顔がみたいと思うわ…笑いましょ」

そう微笑んだ

「うん…」

私の隣に君が居なくなって二週間が過ぎたころ

「もうそろそろ母様が来る」

今はお昼の2時

母様は2時から面会終了酷い時は泊り込みでいてくれる


ズキンッ

「!!!!!!」

痛い何これっ

ガラッ
「優絆～来たわよってどうしたの!?!?!」