そして子供は順調に育ち

来月には生まれる

今は私と翔弥が出会ってぁら一年になる

今は暑い夏

出産予定日は9月12日

二人とも楽しみだった

でもそんな幸せも崩れてしまった


「も~大丈夫だって」

今は二人で子供の服を買いにいったりしている

私のお腹の中には何とその後から判明したんだけど

二人の子供がいます

「いいや俺が持つ何かあったらいけないからな」

そういってくれた

「暑いね~」

そう言いながら家に帰る途中だった

キキッ――――

耳が痛くなるようなブレーキ音

振り向くと車が突っ込んできている

「優絆!!!!」

そう言った瞬間私の体は引っ張られた

そして私の前には翔弥が

ドンッ


「えっ…嘘でしょ…」

翔弥は私をかばって轢かれた


何時もサラサラな髪の毛は血がべっとり

「おい何してるんだ!!!早く出せ」

そう言った男

「待ちなさいよ」

そう言ったのに聞かずに立ち去った


うそ

「くっ…」

そううめく翔弥

「翔弥!!!!」

私はすぐ翔弥に駆け寄った

「俺さ…優絆を護れてよかった…」

ニコッっと笑った

「優絆と俺の大事な子供達を」

そう言って私のお腹に手を当てた